山菜採り用 腰袋 コダシ
腰袋・腰袋の必要性
山菜採りにはリュックに詰める前に一時的に入れておく腰袋、コダシが絶対に必要になります。
なぜなら 山菜で手が塞がった状態で山を歩くのはとても危険 だからです。
転倒時、滑った際に何かを掴む、安全の為に腰袋やコダシは大切です!
経験上、山菜を持った状態で滑り落ちても山菜を捨てて木を掴むなんて事は出来ません!木などを掴まずただただ手に持った山菜を強く握りしめ落ちていきます!ものすごく強く山菜を握りしめながら滑り落ちていきます!! 笑い事では無いのです!! 命に関わります!!!
腰袋はだだの一時保管庫では無いのです。
ビニール袋や手さげ袋で山菜採りをしている方は安全の為に腰袋、コダシを使用して下さい!ビニール袋や手さげ程度の量なら腰袋に入ります。両手が空いた状態で山を歩きましょう。
愛用エプロンタイプ紹介
そんな大事な腰袋を今回は紹介します。
以前は酒屋さんなどが使用している前掛けで作った腰袋を使用していました。新調する際近くのお店にこのタイプが売っていた為購入、使用しています。エプロンのように首にかけ腰紐を結んで使用するタイプです。
正直使い始めはかなり違和感が有りました…
なぜなら まず料理をしない私はエプロンを付ける事がないんです!…
そして袋の位置が前で固定される為、今までのように斜面を登り降りする際腰袋の位置を横などにずらせない… 斜面に対して前かがみで真っ直ぐ登る際、足にぶつかって気になる… まるでリフティングです…太ももにに吸い付くような上手なリフティング… そして首に掛けている分肩が凝るような…
でも不思議なものでいつの間にか慣れます。 悪い所ばかりじゃありません。
腰に縛るだけのタイプと違い、首と腰で支えるため重くなってもずり落ちる事が有りません。前向き使用のみで考えれば、前掛けの腰袋は重くなると下に垂れ下がります。歩行時かなり膝にぶつかります。構造上腰より下に位置するため垂れ下がるとかなり邪魔になります。一方身長(私は175㎝)にもよりますが、エプロンタイプはおヘソ辺りから袋が始まる為、膝まで当たらず太もも程度なので前固定でも歩きやすいです!
またエプロンのようになっているので土で汚れた山菜を入れる際も服が汚れる事が有りません。…と言っても 『山に入るんだから汚れて当たり前!服が汚れる事を全く気にしない!』 私にはあまり関係ない。それよりも袋部を見なくてもスムーズに山菜を入れやすいメリットが私には有難いです。崖を登りながら山菜を採っていると袋の位置を見て入れる作業は危険で結構ストレスなものです。エプロンタイプであればエプロンにぶつけて手を下げればスムーズに袋にIN出来ます。
そしてリュック一杯になった際は前かがみになりリュックを背負いますが、エプロンバッグにも一杯入れておくとエプロンバッグの重みで肩を中心に前に引っ張られる為、リュックの後ろへの力が少し軽減される気がします。
便利ポイントとして 開口部に紐が付いている為、山盛りに入れても紐で縛っておけば歩いていても山菜が落ちる心配が有りません。リュック一杯、エプロンバック一杯のピンチの時!安定したカチ盛りが可能です!
使い始めは違和感を感じていたものの、使い始めればイイ所も多く、慣れてしまえば使いやすい腰袋でした。
エプロンタイプのイイ所、ヨクなさそーな所
現在使用しているエプロンバッグのイイ所
服が汚れずらい(山菜を袋に入れる際山菜エキスや土などが服に付かない)
重くなってもずり落ちない
前固定だが
膝に当たらず歩きやすい
山菜収納がスムーズ
リュックの後ろ方向への力軽減???
限界を超えての山菜収納可能
生地、作りが結構しっかりしている
現在使用しているエプロンバックのヨクなさそーな所
構造上、袋部が前固定の為邪魔な時がある(その内慣れる)
なんか肩が凝る気がする(多分腰袋よりは凝っているはず)
袋が前掛けで作った物より少し小さい
腰袋選びの注意点
エプロンタイプはサイズラインナップが無いので、体格によっては大きく歩きづらくなる為注意が必要です。
大きさが気になる方は自分のサイズに合った腰袋を作って使用するのもイイかもしれません。リュックを手作りするのは難しいですが、腰袋を自分で作って使用するのも愛着が沸いてイイかもしれません。愛着のある道具はテンションが上がります!ぜひ皆さんも自分に合った愛着のある道具を探してみてください。
自分に合ったサイズ使いやすい装備で安全に山に入りましょう!
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